お知らせ|「Asia Design and Innovation Conference(ADIC)」にて弊社代表・久志尚太郎が、トロント大学・中路紘平氏、東京大学・柳澤秀吉准教授との共著研究論文を発表
2024/11/08

NEW STANDARD株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:久志尚太郎、以下NEW STANDARD社)は、2024年12月に中国・上海で開催されるデザインカンファレンス「ADIC 2024」にて、本国際会議で採択された査読論文を発表いたしますことをご報告します。

当研究は、東京大学大学院工学系研究科・柳澤秀吉准教授との共同研究「感性設計学を応用した意味のイノベーション理論の構築」に基づくもので、近年その注目度が高まるデザインイノベーション領域の国際会議に査読論文が採択されたことを、社員一同誇りに思っております。

本カンファレンスは、国際的なデザイン学会である「The Design Society」のアジア支部として開催されます。「ADIC 2024」のテーマは「持続可能な経済のためのデザインとイノベーション」です。エンジニアリングデザインや持続可能なイノベーションのためのデザインなどについて、2日間に渡って深く議論が行われる予定です。


■ADIC2024 開催概要

Asia Design and Innovation Conference(ADIC)2024
https://asiachapter.designsociety.org/

期日:2024年12月5日(木)〜6日(金)
会場:上海(中国)
主催:The Design Society


■講演内容

タイトル:MEANING GENERATION THEORY : A BAYESIAN APPROACH TO SIGN × CONTEXT = MEANING
講演者:久志 尚太郎(NEW STANDARD株式会社 代表取締役)
講演日時:ADIC2024のプログラムより後日発表

<講演者 久志尚太郎コメント>
本研究の目的は、イミ消費時代の、アイディエーション手法の検討です。エンジニアリングデザインやデザイン業務、マーケティング業務、新商品開発業務、新規事業開発業務における、アイデア創出のためのフレームワークとして、「記号×文脈=意味」を提案します。アブダクションとベイズ推定を統合した、意味的価値やアイデアを創造するこのフレームワークは、記号の文脈を変化させることで新たな意味を生み出す、独自理論です。トロント大学で量子コンピューティング及びAI研究において博士研究員を務めている中路紘平氏と、東京大学・柳澤秀吉准教授と本理論やAI化における、研究開発を重ねてきました。本研究における一部はすでに、当社のデザイン実務において活用が進み、クライアント様とのプロジェクトを通じて様々な成果をもたらしています。
NEW STANDARD社は、ミレニアルズ及びZ世代のスペシャリストとして、新しい価値創造を“ユーザー起点”でアジャイルに実現するブランドDXカンパニーです。今回の「ADIC2024」での発表を通じて、さらなる研究とイノベーションへの取り組みを加速し、クライアント企業のブランド&CX開発支援に寄与してまいります。当社の今後の活動にご期待ください。また、当社の取り組みに関する詳細は、公式ウェブサイト(https://new-standard.co.jp/)にて随時更新してまいります。


■プロフィール
久志 尚太郎
NEW STANDARD株式会社 代表取締役
「この世界は、もっと広いはずだ。」をパーパスに、創作、経営、研究を行う。デザイン思考や意味のイノベーション、感性のデザインが専門。外資系IT企業や社会起業家を経て、2014年『TABI LABO』(現: NEW STANDARD)を創業。経営学修士、東京大学大学院工学系研究科共同研究員。


<本件に関するメールでのお問い合わせ先>
NEW STANDARD株式会社 広報
info@new-standard.co.jp