背景/課題
先行発売から、ローンチ後1年間の間に3度のSNSプレゼントキャンペーンを実施。TVCMなどのマスアプローチを行わない方針のため、ターゲットユーザーの生活動線にあるSNS上でのブランドの認知獲得を目的とし、より多くの方に参加いただけるよう企画を展開した。
What is NEW STANDARD?
PDCAを重ねて参加者心理に寄り添う仕組みづくり
本施策では、1〜3回のプレゼントキャンペーンを通じてPDCAを繰り返し、参加者心理に寄り添う仕組みの最適化を図ってきた。その過程で、参加者が心理的に参加しやすいよう「対立構造」を活用したコミュニケーション設計を導入し、商品理解とキャンペーン参加を自然に結びつける仕組みを構築した。
特に3回目の施策においては、コンセプト設計やクリエイティブ要素の検証が大きな学びとなった。ネガティブな反応のリスクを許容しつつも、ターゲットインサイトに深く踏み込むことで、ユーザーの共感や興味を強く喚起できることを確認した。また、クリエイティブ内の情報量増加による視認性低下という課題を抽出し、SNSのタイムラインで瞬時に伝わるよう、メッセージの優先順位づけと視線誘導を改善する方向性を得た。
このように1〜3回の取り組み全体を通じて、参加者心理に基づくコミュニケーション設計とクリエイティブ改善ができるプロセスを踏むことで効果の最適化を実施。
戦略のポイント
ユーザーの参加意欲を高めるコミュニケーション設計
プレゼントキャンペーンでは、多くの要素を伝えるのではなく、商品特徴の一つである「Levätäを使うことで気分がスッキリと切り替わる」体験に絞って訴求した。その際、日常の中で誰もが感じる「モヤモヤする体験」をキャンペーンの投げかけに設定し、その解決策として本商品を提示するストーリーを構築した。参加者は自身の体験と重ね合わせやすくなり、共感や興味を喚起しながら自然に参加意欲を高めることにつながった。
ユーザー行動に合わせた精緻な広告配信設計
各回のキャンペーンでは、ユーザーの参加傾向を分析し、ターゲット設定を毎回アップデート。さらに配信費用を、ユーザーが参加しやすい曜日や時期に合わせて細かく調整した。これにより、効率的なリーチと参加率の向上を実現した。
成果
本施策は2回目以降のプレゼントキャンペーンにおいて、主要KPIである参加者数を達成した。また、ユーザーが自発的に投稿するUGC創出にも寄与し、認知獲得において有効な成果を収めた。さらにUGCの内容には、Levätäの特徴である「頭皮ケア」や「温冷感の体験」「いやされるような使い心地」に触れたコメントも見られ、情緒的・機能的ベネフィットの双方が生活者に伝達できていたことが確認された。
実施内容
・SNSキャンペーン
制作物
■第一回
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■第二回
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■第三回
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