誕生まであと2年? 韓国・釜山に史上初となる「海上都市」が建設中 ──ニュースタンダードホットトピック!! <都市計画vol.5>

2023/08/08
ニュースタ!編集部

ミレニアルズ及びZ世代に関する調査・研究をおこなう「NEW STANDARD THINK TANK」が今、注目するテーマをご紹介するこのコーナー。弊社が運営する「TABI LABO」のコンテンツや、「NEW STANDARD FRAMEWORK」を用いて、それらの新しい価値(イミ)を分析していきます。

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スマートシティ」に関する「TABI LABO」注目記事

>> 世界を変えるイノベーション創出と人々の日常が同居する新たな都市構想

建築事務所「MVRDV」がドイツのハイルブロンでの展開を想定して発表した「Innovation Park Artificial Intelligence」という円形の都市。米・シリコンバレーのように世界のビジネス&テクノロジーシーンをリードすることを目論んで構想されたこの都市は、最新のAI研究などの拠点やスタートアップ向けのイノベーションセンターなどに加えて、住宅やレストラン、幼稚園などもあるとのこと。また、キャンパス外には、陸上トラックやスケートパークなども。しかも、風力発電や太陽光発電を採用し、必要なエネルギーを最小限に抑えることで、100%のカーボンニュートラルを達成できる予定らしい。人にも地球にもやさしい都市。こういう場所でこそ、イノベーションは生まれるのかもしれない──。

▶︎ 「MVRDV」による、ドイツでの円形都市計画「Innovation Park Artificial Intelligence」(TABI LABO)

What’s NEW STANDARD?

スマートシティ」3つの注目ポイント

1. テクノロジーの急速な進化/発展
2. 人々の健やかな生活環境の整備
3. 効率的なコンパクトシティという発想

働き方や企業の在り方においてDX化の重要性と喫緊性が叫ばれるなか、都市という大きな規模感でもその実現に向けた動きが中国モルディブなど世界各地で進行。 AIを活用したインフラ整備や持続可能性の高いエネルギー獲得の術の考案など、新進テクノロジーの研究/発達によって現実味を増す新時代のスマートシティ構想は、生活者のユーザビリティを追求したコンパクトシティという発想との混成によりさらなる進化を遂げ、効率的かつサステイナブル、なおかつイノベーション創出の機会に溢れた場所として、今後、開発が進んでいくことだろう。

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