ユーザーから集めたフライパンを再資源化、冷凍餃子のプロモーション | MZ世代の価値観トレンドレポート【2025年3月号】

2025/03/07
ニュースタ!編集部

MZ世代のアーリーアダプター層を読者に持つウェブメディア「TABI LABO」に蓄積された先進事例を「記号」×「新しい文脈」で捉え直し、新価値創出のヒントをご提供する業界別事例分析レポート「Generation MZ TRENDS REPORT」から抜粋してお届けします。

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🥟 フライパンが生まれ変わる!「味の素冷凍食品」の挑戦に3520個が集結

2024.12.27 TABI LABO – 味の素冷凍食品は「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトで集まった3,520個のフライパンを再資源化する活動を開始。新潟県燕市の老舗キッチンウェアメーカーとの協力により、寄せられたフライパンが新しいフライパンとして生まれ変わる取り組みが進められている。再資源化の過程は2024年12月19日からYouTubeで公開される予定で、アルミに再生される様子が紹介されるという。[記事を読む

・環境問題やサステナビリティへの関心の高まり

・餃子が張り付く問題解消のためユーザーから集めたフライパンを新しいフライパンとして再生する取り組みを公開

・SNSを活用したユーザーとの双方向コミュニケーションでブランドへの愛着や信頼関係を構築

ユーザーから集めたフライパンを再資源化、冷凍餃子のプロモーション

・どうしたら、手軽に本格的な餃子を食べたい人が、フライパンの状態に関わらず失敗なく調理できる冷凍餃子をデザインできるだろうか?

・どうしたら、忙しい生活者が、限られた時間と料理スキルでも、栄養バランスの取れた羽付付きの手作り餃子を楽しむ調理体験をデザインできるだろうか?

💁🏻‍♂️ 冷凍餃子が張り付くフライパンの提供を呼びかけて大反響を呼んだ「冷凍餃子フライパンチャレンジ」の続編。張り付き改善効果約90%で史上最高キレイに焼けるAJINOMOTOギョーザも2月に発売。映画化できるくらい壮大な施策です(ミレニアル世代/30代/男性)

💁🏻‍♀️ 本レポート2月号で “振るとさらに旨い”をヲタ芸で訴求する「伊右衛門」の事例をお伝えしましたが、油・水なしで簡単に羽根が作れる冷凍餃子であることや開発のこだわりを押し付けることなく伝える、オーセンティックな事例だと感じます(Z世代/20代/女性)

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Generation MZ TRENDS REPORTとは?
製品やサービスの意味を革新することで、ユーザーに新しい価値や感情を提供する方法論・手法の「意味のイノベーション」。NEW STANDARDと感性研究の第一人者である東京大学大学院工学系研究科柳澤秀吉研究室のデザイン・イノベーション研究では、「記号」に「新しい文脈」を付与することで、革新的な新しい価値(イミ)を創造できることが明らかになっています。
ニュースレター購読者限定で、「TABI LABO」に蓄積された様々な事例を「記号」×「新しい文脈」で捉え直し、月替わりで酒類/飲料/食品/化粧品・トイレタリーの各業界に特化したレポートをお届けしています。新価値創出のヒント、 最新トレンドのキャッチアップとしてご活用ください。



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