MZ世代のアーリーアダプター層を読者に持つウェブメディア「TABI LABO」に蓄積された先進事例を「記号」×「新しい文脈」で捉え直し、新価値創出のヒントをご提供する業界別事例分析レポート「Generation MZ TRENDS REPORT」から抜粋してお届けします。

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👦🏻 “キッズメイク”が当たり前になりつつある現実。美容皮膚科の調査による、小学生のメイク事情
2025.06.19 TABI LABO – リゼクリニックによると、 SNSや動画コンテンツの影響を受け、子どものおしゃれや美容への関心が急速に低年齢化しており、小学生の約57.8%が何らかの形で「メイクしている」という。子どもから「メイクしたい」と言われたら肯定的に受け取る母親の77.8%である一方、81.8%がメイクによる肌への影響に不安も感じているという。メイクを通じて自己表現を始める子どもが増える一方で、保護者の間では「何歳からメイクを始めるべきか」という議論が高まっているようだ。 [記事を読む]

・SNSや動画コンテンツの普及のよる、美容意識の低年齢化
・安全性に配慮しながら急成長するキッズコスメ市場
おもちゃカテゴリから、大人顔負けの本格コスメへ
・8割の母親は子どもからの「メイクしたい」に肯定的
子供のメイクに対する親の意識が変化している兆しも



メイクデビューの低年齢化、おもちゃカテゴリから
大人顔負けの本格コスメへシフト

・どうしたら、現代の親が、子どもに適切な美容教育を提供し、メイクに対する不安を軽減しながら、子どもの自己表現や自己肯定感の向上を促すことができる仕組みをデザインできるだろうか?
・どうしたら、美容に対する関心が高まっている小学生の子どもたちが、メイクを通じて自己表現をしつつも、肌トラブルを避けることができる啓蒙プログラムをデザインできるだろうか?

💁🏻♂️ ごっこ遊びのおもちゃから「かわいくなりたい」を叶える親子のコミュニケーションツールに進化するキッズコスメ。#セフォラキッズ も話題になり心配もありますが、子どもが好きでイキイキと楽しんでいるなら応援したいのが親心ですね(ミレニアル世代/30代/男性)
💁🏻♀️ デジタルリテラシーと同様に、美容リテラシー教育についても現代の子育てに欠かせない要素になっていると感じます。子どもたちがSNSから得る情報を適切に取捨選択できるよう導くことも、親の重要な役割ですね (Z世代/20代/女性)
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Generation MZ TRENDS REPORTとは?
製品やサービスの意味を革新することで、ユーザーに新しい価値や感情を提供する方法論・手法の「意味のイノベーション」。NEW STANDARDと感性研究の第一人者である東京大学大学院工学系研究科柳澤秀吉研究室のデザイン・イノベーション研究では、「記号」に「新しい文脈」を付与することで、革新的な新しい価値(イミ)を創造できることが明らかになっています。
ニュースレター購読者限定で、「TABI LABO」に蓄積された様々な事例を「記号」×「新しい文脈」で捉え直し、月替わりで酒類/飲料/食品/化粧品・トイレタリーの各業界に特化したレポートをお届けしています。新価値創出のヒント、 最新トレンドのキャッチアップとしてご活用ください。

