MZ世代のアーリーアダプター層を読者に持つウェブメディア「TABI LABO」に蓄積された先進事例を「記号」×「新しい文脈」で捉え直し、新価値創出のヒントをご提供する業界別事例分析レポート「Generation MZ TRENDS REPORT」から抜粋してお届けします。

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🌸 ひとりで気ままな“ソロ花見”も。歩きながら桜を愛でる“ノンアル花見”が主流に
2025.03.18 TABI LABO – 「くふう総研」によると、2025年のお花見についての調査では約6割の人が「行く・行きたい」と回答。「家族など少人数で気楽に」が半数を超え、パートナーや友人など少人数で楽しむ傾向が強まっており、「一人で気ままに」と回答した“ソロ花見”派は全体で31.2%になった。お花見では桜の美しさや親しい人との時間を楽しみたいと回答した人が多く、コロナ禍を経て、歩きながら楽しむ花見が新定番に。飲酒のないノンアル花見が主流となっているようだ。[記事を読む]

・コロナ禍を経て大人数の宴会よりも家族・親しい人と気兼ねなく楽しむお花見が定番に
・花見を楽しむ相手は少人数、ふたりが定番
一人で気ままに楽しむソロ花見も3割越え
・お花見で飲みたいものは、半数以上がソフトドリンクとノンアル
アルコールと最も多く回答した50代でも33.8%に



ひとりで気ままな“ソロ花見”も。歩きながら桜を愛でる“ノンアル花見”が主流に

・どうしたら、お花見を楽しみたいと考えている若い世代が、少人数で気軽に楽しむことができるお花見体験をデザインできるだろうか?
・どうしたら、親しい人とゆっくり気楽にお花見を楽しみたい人々が、飲酒の選択肢を広げることができる新しいお酒をデザインできるだろうか?

💁🏻♂️ 長い歴史を持つお花見文化。日程調整や準備の手間を考えれば、家族や友人とノンアルピクニック花見で桜の美しさを愛でる、早朝に散歩しながらソロ花見を楽しむなど、全世代でお花見のスタイルが変化するのも納得です(ミレニアル世代/30代/男性)
💁🏻♀️ 春になると試したくなる桜ドリンク。お花見のお供になってゴミとして持ち帰りしやすいノンアルコール・低アルコール桜RTDがあれば、友だちとマナーのいい夜桜花見をサクッと楽しめそうです(Z世代/20代/女性)
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Generation MZ TRENDS REPORTとは?
製品やサービスの意味を革新することで、ユーザーに新しい価値や感情を提供する方法論・手法の「意味のイノベーション」。NEW STANDARDと感性研究の第一人者である東京大学大学院工学系研究科柳澤秀吉研究室のデザイン・イノベーション研究では、「記号」に「新しい文脈」を付与することで、革新的な新しい価値(イミ)を創造できることが明らかになっています。
ニュースレター購読者限定で、「TABI LABO」に蓄積された様々な事例を「記号」×「新しい文脈」で捉え直し、月替わりで酒類/飲料/食品/化粧品・トイレタリーの各業界に特化したレポートをお届けしています。新価値創出のヒント、 最新トレンドのキャッチアップとしてご活用ください。
