デザイナーに聞いた18の質問

2021/02/19
ニュースタ!編集部

ニュースタ!編集部が、社内で働くメンバーを紹介していくコーナー。題して「YELLOW BOOK」。
第5回目は、創業メンバーであり、デザイナーの秋さん。いつだって全力投球で陽気な彼女に18の質問をぶつけてみたよッ!

白鳥秋子(通称:あきさん)

Art Director / Designer

葛飾区亀有生まれの下町育ち。高校時代の美術の先生がきっかけで多摩美術大学へ。卒業後は、大手広告会社2社を経て、ブランディングに領域を絞りフリーランスに。メディア「TABI LABO」の立ち上げに関わり、会社化するタイミングで正式にジョイン。いつだって全力投球。健康ヲタクで、常に何か新しいことを試している。自転車を漕ぐスピードはときに車より速い。旅が好きで、学生時代は長期休みになるとバックパックを背負って海外に。特に島でのビーチホッピングが好き。趣味は登山。好きな食べ物はトマト。

──NEW STANDARD社での仕事について教えてください。

「NEW STANDARD社には3つの事業部がありますが、デザインチームはどの事業部にも所属しない独立した組織です。
社内のあらゆるチームやプロジェクトに入り、それらをつなげるファシリテーター、またそれを実際に形にする役割を担っています。コーポレートブランディングをはじめとした経営の領域や企業文化など組織領域に入っていくこともあるし、全ての事業部やサービスにももちろん携わっています。私たちデザイナーが介在することで、事業やサービス、またNEW STANDARDという企業そのもののDNAをつなげ、価値を高めていくことが役割だと思っています。」


──さっそくですが、家の中にあるもので、あなたを構成する3つのモノの写真撮ってきてください。

「4年前、一緒に登山に行った人の中にナチュラルワインのインポーターさんがいて、登山前夜に泊まったコテージで飲ませてもらったワインが美味しすぎて驚き、そこから大好きになりました。味も、ストーリーも、カルチャーも素敵すぎる!
ハマりすぎて、ワインセラーを買い、会社のイベントスペース&カフェ「BPM」でナチュラルワインのイベントを開催し、毎月梅ヶ丘にある「リカーランドなかます」さん(名店!)に買いに行くように。友人のインポーターさんがフランスのナチュラルワインの造り手を尋ねる旅に出たいと言っていたので、その際には一緒についていくことを企んでいます。」

「相棒。2016年購入。買ったときに名前つけると愛着湧くよって言われたから、つけた名前はK。CMYKのK。(印刷の版における黒を指す)
ブレーキワイヤーの止め具替えたり、バーテープも自分で巻いたり、できるかぎり自分でメンテナンスしてる。大事にしてまだまだ乗るつもり。サドルとホイール替えたいけど、結構お金かかっちゃうんだよなぁ・・。」

「家にたくさんいるグリーンたち。多分30〜40くらいあるんじゃないかな。
サボテンやミルクブッシュのような枯れにくいか、大きいサイズの木が生き残る傾向あり。
毎週末、家の中を10リットルのタンクを水で満タンにして4〜5周している。つまり50リットルの水やり(笑)」


──あなたにとって最も破られたくないルールは?

「どんな状況でも楽しい、面白がる気持ちは捨てない!捨てたらやる意味がない!」


──これ聞いてるとき「ワタシ無敵!」となれる1曲を教えてください

「フローが最高にかっこよすぎてまさに無敵気分になれます。この時代のイーストコーストが好き。」


──よく観るインスタグラムアカウントは?

@manincafe
@kamisan_sun

「Relaxの元編集長の岡本仁さんとその奥様のアカウント。何気ない日常やスタイリングが素敵すぎる!こんなふうに歳を重ねたいな〜。」


──社会の中でアップデートしたい概念は何ですか?

「無意識のうちに年齢を意識して、遠慮したり、チャレンジできなかったり、あきらめたり、最初から考えつきもしないことがある。特に日本はその空気強い。でも空気なんて読まないで、何歳になってもやりたいことをやりたい!人生100歳時代だったら、40代〜50代なんてまだまだ自分に投資してどんどん新しいことにチャレンジしなきゃっ!みんながそうなればいいのに〜。」

──当社における「デザイナー」の役割を例えると?

「当社はチームでのプロジェクトが基本となっていて、企画考案から最終アウトプットまで様々な職種のメンバーと協業する。プロジェクトの最初の段階から、あらゆる協議に入り込んでいき、その中で情報を理解・整理し、ユーザーのタッチポイントとなる最終アウトプットまで、ストーリーやコンセプトの一貫性を保ち、それを結晶化してカタチにすることが求められます。」


──他人に言われたことで、一番心に残っていることは?

「自分の作品を見てもらっている際に、尊敬する美術の先生に言われて、ぐっときたこと。世の中にはいろんな作品があって、こってり絵の具を重ねたもの、すごい体積の彫刻もあるけれど、物量とは関係なく、洗練されたものは軽く感じられる・見える。高校当時も今も、自分の指針になってる。」


──会社になんでも追加できるとしたら、何を追加する?

「緑や、太陽の光や、風を感じられるスペースが欲しい。」


──現在、もっとも注目している人物を教えてください

「スペイン・バルセロナのマルチアーティスト。女性の自由さや力強さを感じさせながらも、カラフルでハッピーなアートに元気もらえる。
これもよく見てるinstagramアカウント @mirandamakaroff


──一番好きな書体を教えてください

「大学生のときにペンギンブックスのグラフィックデザインにすごく憧れてた。
Gill Sansは、読みやすいのに可愛くて雰囲気があって大好き。」


──人生の中で辿り着きたい「目標」は何ですか?

「目標を立ててそこに向かうの苦手。その時を最大限楽しんできれば、道は開かれるさ!派です。」


──東京・下町出身者としてオススメしたいスポットを教えてください

「東京のキングオブ銭湯大黒湯に行った後(駅からちょっと遠いけど)、駅前の狭くて小さいけど、美味しくて楽しいお店を飲み歩くのがとっても楽しい。おすすめ。」


──小さい頃から変わらない「あなたらしさ」とは?

「通信簿に毎回『明朗快活』って書いてあったから、通信簿の定型文なんだと思ってた(笑)」


──30年後の社会のために、「デザイン」ができることは何だと考えますか?

「難しいこと聞くなぁ・・。新しい感覚とか、考え方とか、そういうものをいろんな人とカタチにし続けることで、社会に新しい問いかけや価値観を開いていくこと。伝えていくこと。」


──なんで「山登り」が趣味になったのですか?

「普段生活していると命の危険を感じることはほとんどないけど、山に行くとかなりある。この手を鎖から離したら、足を踏み外したら死んじゃう場面が普通にある。それは生きてる!って感じられて心がイキイキして、魂の洗濯って感じ。癒やされる。あと山にはすごい数の「色」が存在していて、都会では、絶対に出会えない色数に脳や制作意欲が活性化される。濡れた葉っぱの色や、苔の色が輝いていて・・刺激的。」

──10年前から手放したもの3つを教えてください

「様々な失敗や経験を経て、自分の基準が明確になっていくのは30代の面白いところ。」

──自分を整えるためにしていることは何ですか?

「実は結構健康オタクかもしれない・・できる限り野菜ジュースを自分で作って飲んでいて、それができない日は青汁飲む。菌の種を牛乳に仕込んで作る、菌たっぷりの手作りヨーグルトも作って食べてる。トイレには月の満ち欠けカレンダーが貼ってあって、そのタイミングや自分の体調にあわせてサプリや漢方やハーブティーやタンチュメールも摂ってる。過去にも様々な健康食遍歴あり・・食で健康を追求するのはワクワクするし、好き。お菓子やラーメンも大好きだけどね。」



【編集後記(広報/MAYO)】
意気揚々とした回答から滲み出ていると思いますが、とにかく明るくて陽気な秋さん。何事にも真っ直ぐで全力投球で、その勢いはまるで漫画の世界。
そんな彼女が生み出すものに、私はいつも心を奪われているのですが、何より尊敬しているのは、一緒に創る人をワクワクさせる共創力です。どんなに忙しくても、切羽詰まっていても、楽しさを忘れない。素敵すぎやしませんか。はぁ、私も秋さんみたいになりたい。頑張ろッ!これからも、NEW STANDARD社のユニークな存在を紹介していきます。

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