NEW STANDARD THINK TANKは、2024年7月にミレニアルズ及びZ世代の価値観をまとめた四半期レポートNEW STANDARD THINK TANK Quarterly Report2024<Summer> をリリースしました。レポートに収録された特集記事「A NEW STANDARD for EATING ミレニアルズ及びZ世代の価値観から生まれる、 食習慣のニュースタンダード」を抜粋してご紹介します。
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🥢 Z世代の25%は、週に1〜2回以上 「食事を間食で済ませている」
ひとくちに「間食」と言っても、驚くほどさまざまな選択肢がある昨今。いわゆるスナック菓子だけではなく、ヨーグルトやプロテイン、ドライフルーツまで、健康的ともいえる「スナッキング」がひとつの習慣になりつつあります。
スナック菓子においても「カルシウム」や「タンパク質」など機能性を売りにしている商品が増えており、それらを主食として積極的に摂取するZ世代が増えるのも当然のことなのかもしれません。
下図「食事を間食で済ませる人」の割合を見ると、Z世代の2%がほぼ毎日、5%が週に3〜4回、18%が週に1〜2回という結果となり、約4人に1人(25%)は週に1〜2回以上「間食で済ませている」ことが分かりました。
🍴 上位を占める「甘いもの」、次点に「健康を意識したもの」
では、Z世代はどんな「間食」をしているのでしょうか。下図を見てみると、上位にはチョコレート(15%)や、焼き菓子(12%)、アイス・冷凍デザート(10%)など甘いものが並びました。しかし中間位を見ていくと、ドライフルーツ・ナッツ(6%)、ヨーグルト(5%)など、健康を意識したものが入りました。
🍪「チェーン・スナッカー」の3つの特徴
1. 効率を求めた結果、ごはんの代用としてスナッキング
2. 仕事や趣味の集中力を切らしたくないし手軽に済ませたい
3. 機能性スナックや健康的な間食がスナッキング生活を後押し
🎤 Z世代のインタビュー調査
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「面倒で義務感のある食事より、流れを妨げないスナッキング」を読む
💡 Z世代向けサービス発想のヒント
本レポートで調査を担当したZ世代リサーチャーが、「チェーン・スナッカー」のインサイトとZ世代の消費行動、最新マーケティングトレンドを踏まえて、サービス発想のヒントとなるソリューション案を提案します。
🍭コンビニ発お菓子冒険家サブスク
コンビニが提供するスナックのサブスクサービス。定期的に様々なスナックが自宅やオフィスに届く。新商品を逃すことなく、お菓子の冒険を楽しめる。
😌 マインドフルイーティングカフェ
食べ物を一口ずつ意識的に味わう、マインドフルな食体験を提供するカフェ。食材や調理法からメニューを自分で選び、味や食感、香りを感じて食の尊さを実感できる。
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