NEW STANDARD THINK TANKは、2024年7月にミレニアルズ及びZ世代の価値観をまとめた四半期レポートNEW STANDARD THINK TANK Quarterly Report2024<Summer> をリリースしました。レポートに収録された特集記事「A NEW STANDARD for EATING ミレニアルズ及びZ世代の価値観から生まれる、 食習慣のニュースタンダード」を抜粋してご紹介します。
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🥢 普段の食事内容について教えてください。
実家暮らしで、朝はほとんど食べません。昼食はよく納豆豆腐キムチごはんを作ります。料理は苦手で、調理は混ぜるだけ、焼くだけ。でもパックから器には移して、食事に感謝して食べるようにしています。夜は母が食事を用意してくれますが、家族や友人と外食することも多いです。
🍴 外食の頻度や内容は?
昼と夜を合わせて、週5,6回外食することもありますね。平日は友人と、休日は家族と。うちは家族全員めっちゃ食べるので、家族との外食はコスパがいい馴染のお店が多いです。女友達とは「行きたいお店ある?」「ここ行ってみたいんだけど」のやりとりが楽しい。新しいお店や食べたことのない料理への好奇心は強いほうです。
👀 ご友人との外食、お店選びはどうしていますか?
友人がインスタでタグ付けしたお店を保存して、新しいお店を開拓してます。私も、インスタのストーリーズでお店をタグ付けして「こんなところ行ってるよ」って教えてあげる。周りから「めっちゃ美味しいごはん屋さんに行ってる人」というイメージを持たれている気がします。
「どんな味なんだろう?」「この組み合わせ天才じゃない?」「こういうお皿選ぶんだ」と美意識をくすぐられる、見た目が美しく迫力がある料理は自分のセンスを磨いてくれると感じます。でもSNSに気を取られすぎず、一緒に食事をする人との会話や食体験を大切にしたいと思っています。
🤔 あなたの食事に関するこだわりは?
残さず美味しく食べること。特にお肉は絶対残さない。友人が残したら私が食べます。食べ残しが心配で気になってバイキングは苦手かも。モデルをしていた頃の過度なダイエットの反動か、今は食事のたびに「おいしい〜」って、幸せを噛み締めてる。私にとって、食事は生きる意味ですね。
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😋 「ネオ・フーディー」の3つの特徴
1. SNSを愛用しスタンプラリー的な食体験を求める
2. 自粛期間を経て食体験へのこだわりが上昇
3. 食事では友人や知人とのつながりを楽しむ
💡 Z世代向けサービス発想のヒント
本レポートで調査を担当したZ世代リサーチャーが、「ネオ・フーディー」のインサイトとZ世代の消費行動、最新マーケティングトレンドを踏まえて、サービス発想のヒントとなるソリューション案を提案します。
🤝 ごはん友達マッチングアプリ
話題のお店に一緒に行くごはん友達と出会えるマッチングアプリ。食の好みやプロフィールを登録すると、自分にぴったりのごはん友達が見つかる。飲食店との連携も。
🍽️ イマーシブレストラン
VR技術を用いて、料理に合わせたストーリーを体験できる。料理のインスピレーションとなった場所を仮想的に訪れるなど、コースごとに異なるシナリオを展開。
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ミレニアルズ及びZ世代の価値観から生まれる、 食習慣のニュースタンダード
⎿ 5つの食習慣のニュースタンダード
├ 😋 食を体験としてシェア。「ネオ・フーディー」
├ 🙅♀️ 無駄に食べたくない。「ごはんキャンセル界隈」
├ 💪 理想のカラダは食事から。「ボディメイク・コア」
├ 🌱自分が心地いい選択を。「サステナ美学」
⎿ 🍪間食が主食。「チェーン・スナッカー」
⎿ Z世代のインタビュー調査
├ 👩 CASE1 会社員/26歳・女性 Aさん「インスタストーリーでシェア、食が育む美意識とセンス」
├ 👨 CASE2 会社員/22歳・男性 Bさん「食事はキャンセルしても、食べ残しはNG。食事よりも推し活で心の栄養補給」
├ 👨 CASE3 会社員/23歳・男性 Cさん「タンパク質、タイパ、コスパ。今どきトレーニーの食生活と悩み」
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⎿ 👩 CASE5 企業インターン/22歳・女性 Eさん「面倒で義務感のある食事より、流れを妨げないスナッキング」
⎿ 四半期レポート2024年夏号 編集後記【Z世代リアルボイス会議】
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